ベン図と姉妹愛


小学生の算数、なかなか難しいです。
じっくり考えて解答を導き出したときの爽快感は、また格別なのですけれど、その過程のもやもやする気持ちがとても焦ったい。

昨日のお題は、『ベン図』。
いくつかのグループの重なりの関係を考えるときに使うと便利なあの図です。
イギリスの数学者ジョン・ベンさんが考えたと言う囲み図は、私も解いてみましたがもやもや感・・満載でした。

そこで次女が助っ人として参上。
数十分前まで喧嘩をしていましたが、お互いに仲直りしてレクチャーしてもらう三女。
私は一言も口を挟まずに、お夕飯の支度を隣でしていました。

予め模範解答を自作して妹と向き合ってくれたようです。
じっくり自分の力で考えること、頭だけではなくて先ずは手を動かしてみること、問題の読み間違いに気がつくように正しく読むこと、など。
妹の考えをきちんと聞いてあげて、タイマーを使い考える時間を与え授業は展開し、最後のまとめへと進んでいきました。




彼女たちの歳の差は8歳です。
11歳離れている長女とはあまり喧嘩はしないけれど、なぜか次女とは対等だと思っている末っ子。
問題を解く直前の喧嘩の際、姉妹のことに口を挟まないでよ〜!と私は言われました。

三姉妹のやり取りを見ていると、時折、社会性や規範が培われているように感じられる時があります。
主張して譲歩して、ちょうど良い距離感を見つけているようです。

子どもの成長と姉妹愛を感じた学習時間でした。
対話をして気付くプロセスって、大切なのですね。

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