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3月, 2020の投稿を表示しています

愛らしいカード

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末っ子が ガールスカウト に入団して、2年になります。 昨年の台風から心落ち着く暇もなく、今回の新型コロナウイルスの流行もあって、このところ週末の活動も思うようにはいっていません。 そんな中、先日自宅に贈り物が届きました。 リーダーたちが作ってくれた、愛情たっぷりの手作りカードです。 休校で過ごすスカウトたちへ向けて、元気の出る言葉が添えられていました。 本当にありがたいです。 入団した最も大きな目的は、家庭以外の場所で、上の子たちと年の離れた末っ子の自律&自立を促したかったことです。 夫が遠い昔ボーイスカウトで活動していたことも、入団する気持ちを後押ししてくれました。 ガールスカウトは、自分で考えて、常に備えて行動する‥そういう主体的に生きる少女や女性たちの社会性を育む場です。 イギリスで始まったガールスカウト運動が日本に根付いて今年は100周年を迎えるそうです。 時代の変化とともに、生きていくのに大切で変わらないものが、ここにはずっとあるような気がしています。 ぜひ一度、 ガールスカウトのHP をご覧になってみてください。

ベン図と姉妹愛

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小学生の算数、なかなか難しいです。 じっくり考えて解答を導き出したときの爽快感は、また格別なのですけれど、その過程のもやもやする気持ちがとても焦ったい。 昨日のお題は、『ベン図』。 いくつかのグループの重なりの関係を考えるときに使うと便利なあの図です。 イギリスの数学者ジョン・ベンさんが考えたと言う囲み図は、私も解いてみましたがもやもや感・・満載でした。 そこで次女が助っ人として参上。 数十分前まで喧嘩をしていましたが、お互いに仲直りしてレクチャーしてもらう三女。 私は一言も口を挟まずに、お夕飯の支度を隣でしていました。 予め模範解答を自作して妹と向き合ってくれたようです。 じっくり自分の力で考えること、頭だけではなくて先ずは手を動かしてみること、問題の読み間違いに気がつくように正しく読むこと、など。 妹の考えをきちんと聞いてあげて、タイマーを使い考える時間を与え授業は展開し、最後のまとめへと進んでいきました。 彼女たちの歳の差は8歳です。 11歳離れている長女とはあまり喧嘩はしないけれど、なぜか次女とは対等だと思っている末っ子。 問題を解く直前の喧嘩の際、姉妹のことに口を挟まないでよ〜!と私は言われました。 三姉妹のやり取りを見ていると、時折、社会性や規範が培われているように感じられる時があります。 主張して譲歩して、ちょうど良い距離感を見つけているようです。 子どもの成長と姉妹愛を感じた学習時間でした。 対話をして気付くプロセスって、大切なのですね。

Happy wedded life.

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家業に従事して、20年。 今日もまた、気持ち良く仕事をしてくださる方スタッフさんたちに恵まれて、夫も私も毎日頑張ることができます。 先日、スタッフさんのお一人から結婚のご報告を頂きました。 この20年の間で初めての出来事です。 とっても嬉しい。 長女より少し歳上の彼女ですが、我が子のことのように嬉しいです。 夫が体調を崩して仕事を再開してから、私自身もたくさんのことを学ばせてもらっています。 数年前に携わっていた、 いわき市男女共同参画情報紙“Wing”の編集 も、女性ばかりの我が家の職場について知らないことが多過ぎたので、自分自身に喝を入れるつもりで初めて見る世界へ飛び込みました。 私が小学生になったばかりの頃、私の両親の世代は男性が主たる働き手。1980年から以降は、共働き世帯が徐々に増え続け、私が結婚した年(1997)には、共働き世帯が片働き世帯数を見事に上回ることになります。 そして今や女性の従業率は約70%ですが、正規雇用に就く女性の割合は低く(家事や育児の傍らで働く“準専業主婦”や、非正規雇用の割合が多い)、就業率の上昇とは裏腹な現実があります。 女性の社会進出によって、個々の社会的有用感はある程度満たされたとしても、男女とも(とりわけ女性の方が)自分への満足度が他の先進国に比べて低いのもまた事実です。 働けば働くほど幸せを感じられないなんて、実に悲しいことです。 夫婦間の対話力、家事の負担、仕事とのバランス、育児シェア・・。 それぞれに考えるべき問題が多そうです。 結婚するかしないか、子の有る無し、外で仕事をするしないか、そもそも働き方のスタイルでさえ・・女性の生きる道はさまざまです。 より充実したソーシャルサポートと身近な人たちの協力や理解が、彼女たちの笑顔と安心して働ける社会を作り、ひいては子どもたちの明るい未来に繋がっていくのだと思います。 我が家を働く場所として選んでくれたスタッフさんたちの、生きがいを感じられる唯一無二の場になれるように、全力で私は彼女たちをサポートしたい。 美味しいお菓子をありがとうございました。 仕事と家庭の両立と・・自分らしいライフスタイルが確立できるように、共に手探りで頑張っていきましょう。 幸せな結婚生活をお祈りしています。

つるし雛ワークショップ

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昨日は 書の鑑賞 を終えた後、部屋の奥の方を見てみると、色鮮やかなつるし雛が展示されていました。 季節折々の素晴らしいつるし雛の数々を見て回った後、何やらワークショップが行われていることを知った末っ子。 刺激不足の毎日ですので、早速申し込みをして約40分ほどで仕上げてきました。 昨日は向日葵のモチーフ作りだったようです。 可愛らしい花一輪が仕上がりました。 自宅に持ち帰り、早速記念に我が家のつるし雛と写真撮影。 和ものって、ほっこり穏やかな気持ちになります。 これまで私が刺繍をする傍で、少しだけ縫い物をした事はありますが、こんな短時間で素敵な作品にチャレンジしたのは初めてです。 ドキドキする〜!と言いながら、どうにか形作っていきました。 先生の的確なアドバイスと、私もちょっぴり手伝って完成。 裏側にピンを縫い付ければ、彼女のサブバッグに付けられるし愛らしくなりそうです。 ちょこちょこっと何かを作るって本当に楽しい! 雑念が消えるので、とてもリフレッシュ出来ます。 こういう時間って大切だなぁと思ったひとときでした。

しづごころ〜金澤翔子美術館〜

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何だか真冬に戻ったような、とても寒い一日です。 昨日とは10度近く気温の差があるかしら・・。 さてさて、子どもも私も困りました。 普通の生活をなかなか送ることの出来ない三女は、イライラモード。 本当はフラワーセンターへ出掛けたかったのですが、この天候ではわざわざ体調を崩しに行くようなもの・・。 とにかく何処かへ行きたいよう!ということで、色々と考えた挙句、 金澤翔子美術館 へ行ってきました。 で、これが大正解。 本当は書道大好きな次女も誘いたかったのですが、彼女は別件用事あり。 末っ子と久しぶりの二人きりのデートです。 一つひとつ、娘と丁寧に鑑賞しました。 彼女は子どもの視点で、私は母親の視点で、それぞれ観て歩いたのですが、翔子さんの作品が、私の琴線に触れてぽろぽろと涙がこぼれてしまいました。 娘と共に生きるお母様の深い愛情、それから純真な感性が溢れ出る翔子さんの表情と作品一つひとつに、胸がいっぱいになりました。 帰り際立ち寄ったのは、楽しみにしていたカフェ“ 飛翔庵 ”。 娘の曇り顔が晴れてよかったです。 こんな風に素敵にセットして頂いたら、笑みもこぼれるよね。 私は甘いものを。 久しぶりに抹茶を頂いて、高校時代に活動していた茶道部のことを思い出しました。 いつも先生の用意してくださった干菓子が、一生懸命練習したお点前での一服を、よりふくよかなものにしていてくれたな・・と。 とても心静かな時間でした。 気持ちが乗らないときには、無理をしないで身も心も流れに任す・・。 もしくは静かに行動を起こしても良いかも。 そんなわけで、翔子さんの作品のほかに、末っ子はちょっとしたものづくりもしてきました。 その話は、また次回。

桜咲く便り

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今春は次女も無事に桜咲き、4月からは新しい土地で大学生活をスタートさせます。 受験生は皆、必死に頑張った一年間だったことでしょう。 苦手な単元、間違ってしまう問題に何度も何度も挑戦することは、単に正解した喜びを感じるだけでなく、自分の弱さと向き合う時間でもあったはず。 未来を夢見て、現実を知り、今の自分に足りないものは何かを知る。 忍耐と継続と自制心と・・。 目的に向かって進む過程には、得るものがたくさんあります。 今日は久しぶりに手紙を書きました。 私が学生時代共に学んだ友人へ、それぞれの子どもがまた同じキャンパスで学ぶことになること。 一足早く先輩になった彼女のお子さんへのごあいさつも兼ねて、桜の便せんで春だよりをしたためました。 ところで今日は、市内公立中学校の卒業式でした。 皆さん、ご卒業おめでとうございます。 新型コロナウイルス感染症が国内外問わず広まる不安や混乱の中、心落ち着かずに今日を迎えられたことでしょう。 今私たちを取り巻く予測不可能な出来事から感じ得たすべてのことを、これから生き抜く糧と出来ますように。 それぞれのコミュニティで対話を重ね、学び続け、思いやりをもってしなやかな心を養えますように。 自分自身がどのような大人なりたいか・・その夢が叶いますように。 どんなときも、いつまでも、応援しています。 (心温まるメッセージを見つけました・・ 福島県教育長メッセージ )

苺のスムージー

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我が家の定番、食後のデザート“苺のスムージー”。 苺がたくさん出回る時期に多めに購入して、冷凍保存しておきます。 苺の仕入れから作るところまで、専ら夫の担当です。 仕事がお休みだった今日は彼に作って貰いました。 牛乳とはちみつ、そしてコンデンスドミルク、もしくは手に入る時は果糖を。 どれも適当な量を冷凍苺と共にミキサーにかけて、スムージーに仕立てます。 だいぶ前に作ったポーセラーツの器に入れて・・。 ふんわりシャリシャリ、冷たくてとても美味しかったです。 とても単純な作り方なのに、私が作るとちょっと味が落ちます。 なぜでしょう・・。 ミキサーの回転時間?材料の割合? これを頂くと、いつも思うのは市販のものがどれだけ甘いか‥ということ。 私はアイスクリームや氷菓が大好きなので、もちろん時々買ってきて食べますが、自家製のスムージーは罪悪感が少ないです(笑)。 世の中がこんな時期だからこそ、一日の中で、何か一つでも楽しみがあると、ほっとします。 食べたい人〜⁉︎と声をかけて、はーい!と元気に返事をする娘たちの、苺のスムージーを口にして溢れる笑顔が嬉しいです。 また、作ってね!

あれから9年

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今朝はとても暖かく、早春の薫りがします。 砂糖菓子のような多年草 “イベリス”を眺めている限り、平穏です。 ちょっぴりマツムシソウにも似ていて、こんもりとした姿がとても可愛いのです。 今年も咲いてくれてありがとう。 東日本大震災から丸9年が経ち、いよいよ10年目に入ります。 今世紀に入って20年・・人口減少ばかりでなく、気候変動からの自然災害、昨今の感染症の広がりなど、災禍が相次いでいます。 私たち大人が出来る事は、サスティナブル(持続可能な)未来を子どもたちに残せるように、絶えず努力し続けることだと思います。 人へも地球環境へも思いやりをもって、より良い状態を子どもたちへ受け継いでいきたい。個々が出来る事は小さなことでも、人の数だけ多様な種蒔きを主体的に行っていきたいものです。 新聞は今朝の福島民報(内堀知事のメッセージ)から。 あなたは今日このときに何を想いますか?

雨に濡れても

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臨時休校になって5日目・・雨の火曜日。 例年よりも早く咲いたサクランボの花が、今朝は雨に濡れて佇んでいました。 もうじき三学期を無事に終えるはずだった三女は、学校からの課題もそこそこに、今日はまったりと読書三昧。 友達に会えなくて、一日に何度か寂しいと言います。 学校の時間割を参考に、休校後はすぐにママ学校を開校していますが、なかなか予定通りにいくものでもなく・・。 授業があり、給食があり、友達と語らえる日常がかけがえのないものだと感じています。 高校を卒業した次女と生活を共にできるのも、あと残りわずかです。 この臨時休校中の時間が、姉妹にとっては絆を深められる最後の時間だったりもします。 仲睦まじい娘たちを横目に見ながら、自営業の私は自宅で仕事が出来ていますが、外へ仕事に出る共働きのご家庭は本当に大変だろうな。 こんな時、友人の情報サイトはとても心強いです。 ※臨時休校中に利用できるお助け サイト (いわきこどもプロジェクトより→ ★ ) 今日は雨に濡れたサクランボの花が、心を潤してくれました。 明日も一日を大切に過ごしたい。