Happy wedded life.


家業に従事して、20年。
今日もまた、気持ち良く仕事をしてくださる方スタッフさんたちに恵まれて、夫も私も毎日頑張ることができます。

先日、スタッフさんのお一人から結婚のご報告を頂きました。
この20年の間で初めての出来事です。
とっても嬉しい。
長女より少し歳上の彼女ですが、我が子のことのように嬉しいです。

夫が体調を崩して仕事を再開してから、私自身もたくさんのことを学ばせてもらっています。
数年前に携わっていた、いわき市男女共同参画情報紙“Wing”の編集も、女性ばかりの我が家の職場について知らないことが多過ぎたので、自分自身に喝を入れるつもりで初めて見る世界へ飛び込みました。

私が小学生になったばかりの頃、私の両親の世代は男性が主たる働き手。1980年から以降は、共働き世帯が徐々に増え続け、私が結婚した年(1997)には、共働き世帯が片働き世帯数を見事に上回ることになります。
そして今や女性の従業率は約70%ですが、正規雇用に就く女性の割合は低く(家事や育児の傍らで働く“準専業主婦”や、非正規雇用の割合が多い)、就業率の上昇とは裏腹な現実があります。
女性の社会進出によって、個々の社会的有用感はある程度満たされたとしても、男女とも(とりわけ女性の方が)自分への満足度が他の先進国に比べて低いのもまた事実です。
働けば働くほど幸せを感じられないなんて、実に悲しいことです。
夫婦間の対話力、家事の負担、仕事とのバランス、育児シェア・・。
それぞれに考えるべき問題が多そうです。

結婚するかしないか、子の有る無し、外で仕事をするしないか、そもそも働き方のスタイルでさえ・・女性の生きる道はさまざまです。
より充実したソーシャルサポートと身近な人たちの協力や理解が、彼女たちの笑顔と安心して働ける社会を作り、ひいては子どもたちの明るい未来に繋がっていくのだと思います。

我が家を働く場所として選んでくれたスタッフさんたちの、生きがいを感じられる唯一無二の場になれるように、全力で私は彼女たちをサポートしたい。

美味しいお菓子をありがとうございました。
仕事と家庭の両立と・・自分らしいライフスタイルが確立できるように、共に手探りで頑張っていきましょう。
幸せな結婚生活をお祈りしています。







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